野宿で日本一周

    札幌の大通り公園のベンチに座って、これからの山旅計画を考える☺️一つは、知床、大雪山を始め、できる限りの山を登る😃もう一つは、19歳の夏にアルバイトをさせてもらった道北の牧場に再び行くこと😃なんと、北海道の山旅はおよそ2ヶ月にわたった😁

    先ずは、札幌岳、空沼岳の縦走😉札幌市内から🚌で1時間もかからないで、登山口に到着😉40kgの荷物を背負って、登り始める。平日であり、北海道なので、一人しかすれ違わなかった。二日目の夕方に下山するまで、すれ違ったのはその人一人だけだった。

    日が暮れる前にテントを張れる場所を探す😅山の夜は真っ暗なので、テント設営、炊事は明るいうちにが鉄則😃早々にテントの中で、寝袋にくるまる😅見晴らしのよい森で、熊笹が風に吹かれる音がする😱まるで、何かの動物がガサガサと音を立てて、テントに近づいて来るようだ😱こっそり外を覗く😱何も居ない😱でも、気になって気になって😆寝袋の中なので、もしテントの上から襲われたら……😱怖い怖い😅もう寝られない😭森の中を吹く風の音に混じって、動物(もちろん羆)の足音がしないか、耳をそばたてる。心配で心配で、時々外を見てしまう。もう、怖くて寝られやしない。どうしようか😅この野宿一人旅の目的は、「弱い自分を強く鍛える❗」一発目から、弱気を出してどうする😆葛藤の中で、とうとう炊事に使う登山ナイフを握りしめた😱もし、襲われても、こんな小さいナイフで闘えるのか?と思いながらも、身を守るのはそれしかない😆逃げてはいけない😭

    うとうとしていたら、いつの間にか、朝が来ていた😅襲われなかった😱本当に良かった😅

    朝食を済ませ、テントを畳んで出発する。登山ガイドブックの他に、五万分の一の細かい地図も用意していた。山の中を歩くこと、1時間😃道が二つに😆一つは、真新しい行き先掲示板がある急坂、もう一つは、地図に載っている平坦な道。どうしようかな?平坦な道は行き止まりっぽい、そして、沼があった😅急坂を40kgを背負って登る?もし、違う道だったら、そのミスで体力がダメージを負う😆そこで考えた😅荷物を置いて、空身で登り始める😆重い荷物を背負った挙げ句、引き換えすのは嫌だからだ😭深い山の中、道を聞ける人はもちろん居ない😱やっとのおもいで尾根まで登り詰めた。また道標があった。こっちの道だ‼️急いで下りて、荷物を背負って、また登り始める😅重いので、足元を見ながら登ることになる😅急坂の途中に来たら、足元になんと、糞が😱もちろん私のではない😱立派な糞だ😱空身で登り下りしたのは、ついさっきだ😱見ると糞から湯気が……と言うのは冗談冗談😃注意深く辺りを見回す😱動物の気配は感じられない😱藪の中から、こっちを見ているんだろうなと感じた😅用心しながら、また登り始める。次に、山上から吹き下ろしの風に乗って、なんと、動物園の猛獣の檻の前で嗅いだことがあるあの猛烈な臭いが鼻につんときた😱姿は見えないが、近くに絶対いる😱巨大な羆が😱どうしよう😖💧逃げられない😱登るしかない。

    熊鈴があれば、出会いがしらはない。こちらの存在が相手に分かるからだ😱熊鈴は持っていない😱武器は小さい登山ナイフだけ😱(下山後、訪れた小樽の街で、熊鈴と30cmほどの包丁を即買い😉金物屋では、「お兄さん、この包丁を買ってどうするの?」と聞かれた😅日本一周に出発するので、気合いを入れるために坊主頭にした😆それで、ヤバいお兄ちゃんと思われたんだろう😅私は答えられなかった😅絶対に答えられないよ😱「登山の時、羆に遭遇したときに闘う武器‼️」)

    途中で、熊鈴の代わりに大声を出して、相手にこちらの存在を分からしめよう‼️急な登りにあえぎながら、声を出しまくった。いや、待てよ?同じ音階だと、敵に一人だと思われる😆高い声、低い声を交互に出しながら登った😱ビビりまくりながら、札幌岳から空沼岳まで縦走、午後遅く無事に下山口に到着した😅

    山あいのバス停にいたら、近所のお爺さんが話しかけてきた😃「ああ、そうかい😃一人で登ってきたんだ。」そして、朝の死ぬほどビビった体験話をしたら、お爺さんは「なんの❗この辺りの羆はおとなしいからよ」😃おとなしいったって、あの強烈な匂いを山の中で、たった一人で嗅いだら、どんな人間でも………